で,肝心のRZ50ですよ.
RZ50の歴史の始まりは81年にまでさかのぼります…
多少勘違い・調べ間違いもあるかもしれませんが勘弁をwww

これが81年に発売された初期型
RZ50(5R6)です.
クラス初の水冷パワーユニットを搭載.
鋼管ダブルクレードルにモノクロスサスペンション,6速ミッションといったスペックは正にRZ一族の末弟といった感じです.
イタリックタイプのキャストホイールやゴロワーズカラーはこの頃のヤマハって感じですね.
ちなみに最大出力は7.2ps/9000rpm,最大トルクは0.62kg*m/8000rpm.
もちろんタイヤは18インチです.

そして85年に
RZ50S(1HK)にモデルチェンジします.
アッパーカウルやアンダーカウルなどの外装変更のみで主要諸元に変更はありませんが,この年から始まった国内50ccモデルの最高速度60km/h規制によってCDIは変更.
点火カットによって60km/hしか出なくなりました...

そして90年に
TZR50にモデルチェンジをしてRZ50はラインナップから姿を消しました.
しかし98年・・・TZR50Rに変わるモデルとして新RZ50(5FC)が復活.
当時のヤマハの公式発表資料によると・・・
1)心地良い走行性能を実現するセル付き水冷2サイクルエンジン
2)新設計フレーム採用等による優れたハンドリング
3)60年代のモーターサイクルの雰囲気を楽しめるスタイルもちろんエンジンはTZR50Rに採用されている2st50ccとしては最強クラスのクランクケースリードバルブです(ホンダにはNSR80のエンジンがありますね…ヤマハもRZ80とかを出せば良いのになぁ)
車体構成はセミダブルクレードルにモノクロスサスペンションという古き良きRZの時代を感じさせるつくりです.
リンク式に比べてフルボトム付近の挙動やストローク量は落ちますが,その素直な挙動は個人的には嫌いじゃないです.
そして60年代のモーターサイクルの雰囲気を楽しめるスタイル.
・・・おいおい,これは明らかに60年代では無いだろう!!!もうイメージは完全に
76年〜79年らへんのTZですよ.
誰が何と言おうが白のタンクに金のヤマハマークは市販レーサーTZなんですよ.あの長いタンクにお尻のダックテール・・・もう最高です.
70年代のTZなんて2st好きにしてみればヨダレたらたらモンですよ(笑)
マニア延髄の一品ですよ.
RZ50(5FC)を手に入れたらミニTZレプリカ造りたいですね〜まずタンクからテールまでTZみたいに赤のラインを引いて,タンクは70年代の潰れた金の音叉マークに小さい金YAMAHA.
ハンドルはトップブリッジ下にクリップオン.ハリケーンとかじゃ雰囲気が出ないので,マグラとかトマゼリが良いですね(でもフォーク径27mmなんてあんのかな…?)
エンジンもボアアップしてキャブはケイヒンのPWK28かPE24.
チャンバーもTZっぽい本体黒塗装でアルミのサイレンサー.
特性も高回転型のめちゃくちゃピーキーなやつでおしっこもらしそうな特性のが良いですね(笑)無けれSAOとかで造ってもらうとか.
もちろんCDIやリードバルブも社外品の高性能なやつでチューンアップ.
フロントフェンダーはTZの流用は出来無そうなので,ノーマルを加工してTZ風に.もちろん色は赤.
そんなこんなで脳内妄想は広がります(笑)でも久しぶりに原付のパーツとかを見てたら値段が安くて良いですね.
リプレイスパーツも結構豊富ですし.
そんな寝言のような話は置いておいて,とりあえずRZ50の歴史に戻ります.
RZ50は2000年に大きなモデルチェンジをしています.つまり排出ガス規制への対応です.
この規制によって2stのオートバイが命を絶たれたと言っても過言では無いでしょう.元々需要が無くなってきていたことも否めませんが・・・

ホンダを筆頭に他のメーカーが2stから4stに以降していく中,YAMAHAは長らく2stのヤマハと言われてきた意地を見せます.
排気ガス規制を2stでクリヤーするんですね.そのシステムとが,「エア・インダクション・システム」と「キャタリストチューブ」です.
「エア・インダクション・システム」とは,排気ガスに含まれる未燃焼ガスを再酸化させる機構で,排出ガスの脈動を利用してエアクリーナーから新鮮な空気をマフラー部分に送りこみ,ここでHCとCOの酸化を促進する機構です.
「キャタリストチューブ」は白金,ロジウム,パラジウムをコーティングした触媒機構です.
おそらくヤマハの技術を持ってすればRZ50より高性能な4st50ccのオートバイを造ることは可能だと思います.
実際にYB-1などは既に4stにモデルチェンジしていますし.
しかしヤマハには2stにこだわる意地,歴史を変えてきた2stに対する想いがあるんですよ.70年代も今と同じように,オイルショックなどの社会問題によって高性能バイク(特にビック2stマシン)への風当たりは強くなり,500ccを超える2stマシンは軒並み生産を停止.
そして4stのオートバイが市場の主流となりつつある頃,世の中の流れに反するように,レーサーのような魅力的な2stのオートバイをヤマハは社運を賭けて造りました.
それが初期型RZ250/350ですね.
RZ250は大反響を巻き起こし予約が殺到.
何と納車まで半年を要したらしいです.
そしてその流れは80年代後半〜90年代前半のレーサーレプリカブームへと繋がっていきます.
おそらくRZ250が登場しなければ70年代で2stのスポーツマシンは無くなっていたかもしれません.
現行RZ50に初期型RZ250のような役目を果たせるとは思いませんし,ヤマハもそのように社運を賭けて造ったオートバイでは無いのでしょうが,RZ50にはヤマハの意地を感じてしまいます.
いつか現行RZ50が絶版になる時が来て最後の2stマシンになるのなら1台買おうと思っています.
一応そのために下にリンク貼っておきます(笑)
でも高いんだよなぁ・・・
ヤマハ発動機 RZ50
おれはTZRでしたが。
個人的にはRZ100か125あたりを作って欲しいです。
もしでたら、3重ローンもなんのその!
買ってしまうやろねw